〈対馬の自然は素晴らしい! 〉ダンギク(段菊)が野山に咲いています。

対馬には、今、海岸や山や道端にダンギクがいっぱい咲いています。ダンギクは、対馬を代表する花です。大好きな花です。


絶滅危惧種に指定されているダンギク…でも対馬には、まだまだあちこちで自生している。


花言葉「忘れ得ぬ思い」は、思い出の一つずつが花の段になり、思い出が幾つも重なっていくことからつけられています。


花言葉「悩み」は、すべての段の花が咲きそろわずに、下の段から順に茶色くなってタネをつける様子からつけられたのでしょうか。


東アジアに分布する多年草。日本には九州や対馬などに生息する。菊に似た花を段状に付けることからダンギクと呼ばれるが、シソ科の植物である。

江戸時代の園芸書『花壇綱目』(1681)にも記載があることから、古くから園芸植物として親しまれていたことが分かる。



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◎ガーデニングの図鑑…より転載


https://shiny-garden.com/post-6824/


ダンギクは、日本、中国、朝鮮半島、台湾に分布するシソ科の多年草です。

日本では、九州の長崎、鹿児島、対馬に分布しており、日当たりの良い岩場や斜面で、群落を形成しています。

現在では環境の変化に伴って自生地が減少し、環境省レッドデータブックの絶滅危惧Ⅱ類に登録されています。


ダンギクの花期は9月~10月。

花期になると、上部の茎の葉の付け根に花序を出し、茎を囲むように花径5~7㎜程度の小さな花を多数密生させます。

花はシソ科の植物に多く見られる唇形花で、長い雄しべと雌しべが花弁から突出します。

唇形花とは、筒状の花の先端が上下に分かれ、唇のような形になる花のことです。

花序は半球状で、上へ上へと咲きあがっていきます。

基本種の花色は淡い紫色ですが、白花やピンク色の花を咲かせる品種も流通しています。