〈生き方〉人生の達人

◎人の心に灯をともす…より転載  


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人生の達人



小林正観さんの心に響く言葉より…



長者番付に常にランクインしている人が、こんなことを言っていました。


「私は、7年間、実質納税ナンバーワンを続けてきました。来年も多分、ナンバーワンだと思います。


5年先も、10年先も、一生涯、変わらないでしょう。


なぜそう言えるかというと、私はめちゃくちゃにツキまくっている人間だからです。」


ここまでの話だと、この人が特別な人だと思ってしまいますが、実は、この後続けてこの人が語った話がとても面白いのです。


「私は、普通の人とは違うちょっと変わった考え方をしているんです。


街を歩いていて、足元に何か重たいものが落ちてきて、足の指を骨折したとする。


そのときに多くの人は、不運だ不幸だ、と言うでしょうが、でも自分はそうは思わない。


超ラ ッキーでめちゃくちゃツイてると言う。


なぜかというと、3cmずれて頭に落ちなくて良かった。


頭に落ちていたら、間違いなく死んでいただろう。


「出かけるときに、玄関で下駄の鼻緒が切れたとする。


普通は、これを不運というのでしょうが、自分はそうは思わない。


玄関で切れてくれて超ラッキーだ。


もし、このまま出かけて横断歩道を渡るときに切れたら、転んで車にはねられて死んだかもしれない。


すべての現象について、私はそう思える性格である。


ゆえに、私の目の前にはどんな出来事が起きてもよい。


それを全部ツイてるツイてると言うことができるので、私は一生涯ツキまくっている人間です。


だから、生涯ずっとナンバーワンを続けると思います。」


私の講演会に来てくださる方で、次のような話をしてくださった方がいました。


車を買ってからまだ2週間という新車に乗っていて事故に遭い、車は大破して廃車になったそうです。


このときに、車は廃車になったけれども、体は無傷だった。


この人は、「車が廃車になるほどのひどい事故だったのに、自分の体は無傷だった。これは奇跡だ。車が、私の体にかかるべき衝撃を、すべて吸収してくれたおかげで、私の体は無事だった。だから、車とメーカーさんに感謝。」と手を合わせたそうです。


しかし、もしそのような考え方をしなかったころの自分だったら、まったく違う立場で 考えただろうとおっしゃっていました。


「自分の体が無傷だった程度の軽い事故で、車が大破して廃車になってしまうとは。


こんなもろい車を造ったメーカーを訴えてやる」 と、3年前の自分だったら思ってしまっていただろう、とおっしゃっていました。


このように、一人の人が180度感想が変わることもあるのです。


それが人間が成長するということかもしれません。


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「ツイてる」と言っているだけで、「ツイてる」人間になれるなら苦労はいらない、と言う人がいます。


そういう疑り深くて理屈っぽい人は、バカバカしいと言って、永遠に「ツイてる」と言うことはありません。


しかし、「ツイてる」と言い始めたときからツキはやってくる、というのも真実です。


つまり、言う気持ちになったということは、心や心がまえが変わったからです。


心が変われば行動が変わる、と言います。


行動が変われば習慣が変わり、習慣が変われば人格が変わり、人格が変われば運命が変わる、と心理学者のウイリアム・ジェイムズは言いました。


人は、ツイてるという言葉を言ったとたん、ツイてることを探し始めます。


そして、ツイてることにスポットライトが浴びせられるのです。


道を歩いていても、自然とツイてることが目に入ってきます。


すると、つまづいて転んでしまったとしても、骨が折れなくてよかった「ツイてる」と言えるようになります。


すべては物の見方です。


人生の達人を目指したいと思います。


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