〈生き方〉【心配性克服法】不安を解消する方法

◎パンダの温度…より転載



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●【心配性克服法】不安を解消する方法


日本人は、遺伝子的に見ても「世界一の心配性」なのだそうです。


心配や不安なときって、本当につらいですよね。




今回は、「手っ取り早く心配性を改善する方法」についてお話させていただきます。




★ほとんどの人が心配性


心理学の研究によると…


90%以上の人は、「ああなったらどうしよう」といつも事態が悪くなる方ばかり考えているそうです。





実は、


ほとんどの人が心配性なんですね。




今日は『心配性克服法』について書こうと思うのですが、


実はそんな僕も…


以前は人一倍、心配性でした。





「カギを閉め忘れたんじゃないかしらん?」





「風邪じゃなくて、別の病気じゃないかしらん?」



などと、いつもビクビクしていた。




とにかく「いつも心配していないと心配になる」ぐらいの心配性。





「5年後、どうなっちゃうんだろう?」って心配してたこともあるんですけど、




それから5年経ったら…




僕が、どうなってたと思います?






さらに五年後を心配していました



★心配はムダ


ある研究によると…


心配の95%は取り越し苦労で終わるそうです。




20回中1回ぐらいしか現実には起こらない。




「こうなっちゃったらどうしよう」って思っていることは、たいてい起きないから大丈夫。





たとえ心配が的中したとしても、何の得にもならないし、



事が解決するのも、心配したおかげじゃないんですね。





心配は、利益がないだけでなく…


体に害を及ぼします。





心配しているときに分泌される神経伝達物質は、心の健康を害し、大量のエネルギーを奪ってしまいます。



さらに、身体の健康にまで悪影響をあたえてしまう。





心配は、体にとって害でしかない。


百害あって一利なし。




しかし、日本人は事態が悪いときに「笑っているのは不謹慎」などと考えてしまう風潮があります。





しかし、心配事で体を攻撃するほうが、よっぽど不謹慎ではないでしょうか。





心を悩ませ、不眠症になることほどくだらないことはありません。




心配をやめるには?


心配は、心の無駄遣い。


とにかく、やめたほうがいい!





「やめれるものなら、やめてます!」





その通り!




というわけで…


とても簡単で、効果の高い『心配性克服法』をご紹介します。





やり方は、2ステップ。




●ステップ1


自分にできることを済ます





不安を抱えたときに、まずすべきは「できることを済ます」ことです。


つまり、用心する・準備するということです。




例えば、


『火事が心配なら、消火器を買っておく』とか、



『地震が不安なら、避難袋と避難場所を確認しておく』とか。




これは当たり前ですが…


意外とできてない人が多い。





『不安』はそもそも、行動の原動力で…


「不安があるから、仕事を頑張れる」



「不安があるから、危険を予防できる」



など、動物は不安があるから、行動を起こせます。




しかし、行動しなければ、不安をいつまでも引きずることになります。





『不安をいつまでも引きずった状態』


それが『心配』なのです。





不安を引きずらないためには、まず自分のできることを済ませることです。





●ステップ2


「そこから先は神の領域」と考える





ステップ1で、自分のできることを済ませたら、


その先、右に転ぶか左に転ぶかは確率論です。





どれだけ強く心配しても、



結果は、1ミリも変わりません。




神のみぞ知るところです。





ステップ1を済ませたのに、不安を感じるのなら、


「そこから先は神の領域」と自分に言い聞かせてあげる。





やり方は以上ですが、


◆まとめますと…




不安になったら、


自分にできることを済ます


「そこから先は神の領域」と考える


たったこれだけ。


(ちなみに、「そこから先は神の領域」は作家でありクリスチャンでもある三浦綾子さんの言葉)


(この方法は【心理学博士・教育学博士・社会学博士・心学研究家】で、たいへん人気のあった故小林正観さんの推奨している、とっても優れた方法です)




具体的な方法


☆「バス遅れてるけど、間に合うかな?」といくら気を揉んでも、何も変わりません。



先方に連絡を入れたら、



そこから先は神の領域です。



☆「手術がうまくいかなかったらどうしよう」といくら心配しても、何も変わりません。



横になったら、そこから先は神の領域です。



他にも、


☆子どもの風邪が不安なら、病院で診てもらう。





☆愛の告白が成功するか不安なら、最善の方法で告白する。





☆雨が不安なら、レインコートをカバンに入れておく。





☆お腹が痛くなりそうなら、正露丸糖衣Aを飲んでおく。


などなど。




そして「そこから先は神の領域」です。



◆まとめ


心配事ができたら、ぜひこの方法を試してみてください。




『自分にできることを済ませ、そこから先は神の領域と考える』



簡単な方法ですが、とても気がラクになります。




これを習慣化できれば、いつでも心に余裕をもって生きていけます。





心が不安定な状態は、うつ病の原因にもなります。





『心配』は、もうヤメにしましょう。




自分の心が安定してるだけでも、幸せを感じることができるものです。



でも、ある時、


「心配しても、何の得もない」って気づいたんです。