〈コロナ対策〉新型コロナには、深呼吸が有効。肺機能を強化する効果。

2020/08/06 07:06

◎日本話し方センター社長・横田章剛のブログ…より転載

https://ohanashi.co.jp/

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●新型コロナには、深呼吸が有効。肺機能を強化する効果。

外出自粛が続く中、普段よりもネットサーフィンをしている時間が増えている方が多いと思います。

私もご多分に漏れず、ネットを見ている時間が多くなりました。

その中で、コロナ感染に対して深呼吸が有効だという記事を見つけましたので、今回は深呼吸について取り上げたいと思います。

日本話し方センターの話し方教室のベーシックコースや２日間集中セミナーでは、あがりを抑えるスキルをお伝えしています。

あがりを抑えるスキルは主に６つありますが、その中の一つが、複式深呼吸です。

人前でのスピーチを行う前に腹式深呼吸をすると心を落ち着かせることができます。

ポイントは、ゆっくりと口から息を吐いてから、鼻からスッと空気を吸って３秒ほど息を止めることです。

その後また口からゆっくりと息を吐きます。

これを数回繰り返します。

私も緊張しているな、と感じた時は複式深呼吸をします。

緊張がほぐれる効果を実感しています。

このように深呼吸には、不安な時や緊張している時に心を落ち着かせる効果があります。

しかし、今回見つけた記事によると、それ以外の効果もあるようです。

以下、記事の抜粋を紹介します。

★アメリカのＣＮＮのあるキャスターが新型コロナウイルスに感染した時、医師から深呼吸をするように言われたそうです。

彼は医師の指示に従い、深呼吸を行ったところ、効果があったようで、自分の番組で「コロナウイルスと戦うなら深呼吸をすべきだ」と語っているそうです。

また、「ハリーポッター」の著者Ｊ．Ｋ．ローリングもコロナウイルスに感染しました。

その際、医師の指示に従って深呼吸をしたところ、回復するのに大いに役立った、とのことです。

ある医師は、深呼吸は病気になった時の肺機能を強化する効果があるそうで、それがコロナ感染の時も有効だということのようです。

もっとも、深呼吸をすればコロナが治るわけではないと釘を刺しています。

一方で、この記事でも、深呼吸は不安や緊張を和らげる効果があるという記載があったのは興味深いことでした。

以前もこのブログで、深呼吸は災害や事故の時に落ち着いて行動することに効果があるということを書きました。

少し再掲したいと思います。

＊＊＊

熟練の戦闘トレーナーに、どうすれば恐怖に打ち勝つことができるのかを尋ねたところ、それは呼吸法だ、というのが彼らの答えでした。

その呼吸法は、決して特別なものではありません。

４つ数える間に息を吸い込み、４つ数える間息を止め、４つ数える間にそれを吐き出し、４つ数える間に息を止める。

これを繰り返すだけです。

ある警察官は、過去に6回の銃撃戦で10回撃たれました。

しかし、彼は撃たれるたびに、深くゆっくりと息を吸ったそうです。

「そうすればとても落ち着いていられる。過呼吸になったり、パニックになったりすることもない。

何もかもがまさにスローモーションで動いている気がする」

と彼はいっています。

＊＊＊

これは「生き残る判断生き残れない行動」という本の中に書かれていることです。

そういえば、アメリカのアップル創業者のスティーブ・ジョブズも日本人の師匠について座禅に取り組んでいましたね。

今回、ネットで見つけた記事を読んで、私は改めて腹式深呼吸の奥の深さを感じました。

深呼吸が不安や緊張を和らげる効果があるのみならず、思考力や身体機能を高めるのであれば、これはぜひやるべきだと思います。

皆さんもぜひ継続して実行してみてください。

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