◎冷えとり温ちゃん…より転載

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●秋先に微熱が続くひと

暑さが収まると汗をかかなくなります。

そんな今の季節には、風邪気味や微熱が続く人が多いですね。

今の時期に風邪が長引いたり微熱が続くのは

体温調整機能が狂ってしまったからです。

夏の間にしっかり汗をかくこと、それが一番の養生です。

もちろんこれからでも遅くありません。

風邪や熱がない人も運動やお風呂でしっかり汗を流しましょう。

◇妊婦さんは９月に冷える

岐阜県の助産師＆針灸師の加藤祐里さんいわく、妊婦さんが一番冷えているのは９月だとか。

●冷房で夏しっかりと汗をかくことを怠った人

●冷たい飲み物や体を冷やす食べ物が続き、お腹の中が冷え切ってしまった人

●夏の間、シャワーばかりで半身浴や冷えとりをさぼっていた人

そんなあなたのお腹の中は冷え冷え状態です。

じゃあ、風邪が長引いたり微熱が続いたらどうすればいいの？

◇何もしないのが一番の対策

対策は、熱や咳や鼻水に対して「何も対策しないこと」です。

からだの温度差が消えていき、体内の冷えが解消されれば

風邪や微熱は自然と収まります。

風邪薬や解熱剤を飲んだり、キャベツを頭に乗せるより

あなたが今やることは、症状に関係なく体内の温度差を解消することです。

汗が出るならしっかり出し切って、

湯船にちゃんと浸かりましょう。

そうすれば、夏にためたお腹の冷えはリセットされ

これからの寒くなる季節を元気に乗り越えられます。

◇皮膚は葉っぱ

秋は五行でいえば「肺・大腸・皮膚」の季節

皮膚は植物に例えると葉っぱです。

植物は葉から水分が蒸発する力を借りて根から水分を吸い上げます。

同じように皮膚でしっかり汗をかくことが

大腸が便の水分を吸収する力になります。

逆に言えば汗をかかないと軟便や下痢、むくみなどの

排泄障害が引き起こされます。

皮膚の水はけが悪いと湿疹ができます。

これは体の水分の循環が滞っているから

冷房で汗腺が閉じてしまっていると体の水の循環が滞ります。

だから、今からでもしっかり汗をかきましょうね。