〈生き方〉「尾畑春夫~有名ボランティア」

◎元気・勇気の名言の部屋…より転載


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●「尾畑春夫~有名ボランティア」


かけた情けは水に流せ。受けた恩は石に刻め。


これは、尾畠春夫さんという方の座右の銘です。

この尾畠春夫さんですが、以前から一部の人には知られていたようですが、ボランティア活動をしている人です。

大分県在住で、65歳まで働いていたようですが、退職後はボランティア活動をしており、現在78歳だそうです。


そして、つい先日、山口県の周防大島で2歳の子供が行方不明になって、現地の人をはじめ警察なども必死に捜索をしたわけですがなかなか見つからなかったところ、この事件を聞いた尾畠春夫さん、居ても立ってもいられなくなって大分から車に乗ってボランティアで探しに向かったのです。


何も知らなければ、「たかだか一人で探しに行って、見つけられるはずがない!」と僕なども思うのですが、この尾畠春夫さん、なんと捜索を始めて30分後に行方不明の2歳の子供を見つけたんですね。

(ていうか、地元の人間や警察はどこ探していたのか、と思いたくなりますが。。。)


何でも、以前も同じような事件があり、その時の経験でこの辺じゃないかという目星をつけていたそうです。

そして、ボランティアに行く際には、しっかり計画を立てていく、これが一番大事と言っていました。

(とりあえず行きますじゃなくて、現地の状況をきちんと把握するのはもちろん、帰りのことまで計画を立てているとか。)


しかも、現地に入れば、

・勇気づける会話はしても、必要以上に何かを根掘り葉掘り聞かない

・ボランティアはすべて自己責任(&自己完結)

・ボランティアはしている(やってやる)じゃなくてさせて頂く(の心)

といったことを意識しているそうです。

特に、最後のボランティアをさせて頂くというのは、口では言えてもなかなか実際には意識できないのじゃないでしょうか。


この尾畠春夫さんですが、若い頃から貧しい生活をしてきて、苦労の連続だったそうです。

ところが、自分の人生は色んな人に助けられてここまでやってこれたと常に感謝の気持ちを持ち続け、65歳になり仕事を辞めた後、その後の人生は社会のために何かしようと思っていたそうです。


そんな、尾畠春夫さんが好きな言葉が、冒頭に書いた「かけた情けは水に流せ。受けた恩は石に刻め」だとインタビューで答えていました。

四字熟語で「刻石流水」などと言ったりもしますね。

ただ、これって、本当に難しいですよね。


人間は常に自分勝手なもので、自分に都合のいいようにしか物事を考えません。

人にかけた情けはいつまでも覚えていますし、受けた恩はきれいさっぱり忘れてしまいます。

しかも、ボランティアをすれば、どうしても「してやった」という心が芽生えて然るべきだと僕などは思うのですが、尾畠春夫さんは「それではいけない」と言うわけですね。


僕も、自分の心が少し貧しいなと思う時には冒頭の文章を意識したいと思います。






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