〈生き方〉ありがとうおじさんの人生問答
◎いいため話…より転載
http://goodstory.biz/happy/221/
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●ありがとうおじさんの人生問答
よく、「良いことをしたはずなのに悪くいわれる」ということがありますよね。
でもこれは喜びごとなのよね。
良いことをして褒(ほ)められたら、良いことをしたことが帳消しになる。
プラスマイナスゼロで終わってしまうのね。
ところが良いことをして悪く言われると、その良いことをしたことが「徳」になって残るのね。
だから良いことをする時は、人に褒められないほうがいいのね。
表彰されたりしたら損するの。
政治家でも「大臣になると、七代祟(たた)るくらい徳を失う」というのよ。
それを補うくらいの良いことをいっぱいしないと、徳切れになってしまうよね。
本当は、隠れて良いことをいっぱいするのがいい。
人に見られても、良いことをし続けて悪くいわれるほうが得をするの。
だから「徳を消さないようにしてくださった」と喜べばいいね。
そうすると、感謝が深くなる。
感謝できる人はそこまでいかないと損するよ。
だから感謝できるようになる前には、必ず、良いことをしても悪く言われる時期があっていいの。
それで徳を積ませてもらって、感謝のできる自分に変えてもらうのね。
その徳の力が、自分も幸せにするし、人も幸せにする。
輝いた自分に変わっていくのよね。
引用:ありがとうおじさん 著
『ありがとうおじさんの人生問答』致知出版社
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