〈生き方〉徳とは無類の明るさのことである

◎人の心に灯をともす…より転載



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●徳とは無類の明るさのことである



安岡正篤先生は


「徳とは無類の明るさのことである」と言われた。


知識や技術は徳ではない。


明るく、人好きで、世話好きで、人に尽くすことができる人こそ、徳のある人なのである。


ゆえに徳のある人は元気がいい。


「真剣」と「深刻」とは違う


悲劇の主人公のような生き方は真剣とは言わない。


真剣というのは、もっと軽いものである。


真剣になればなるほど軽くなれる。


「軽さ」の頭に「あ」をつければ「明るさ」になる。


真剣な人は「明るい人」である。


眉間に皺を寄せて深刻に生きている人は


実は一番真剣に生きていないのではないか


(行徳哲男)



昔、スポーツの練習中、「白い歯を見せるな」と怒られたことがある。


笑いながら、練習していると、真剣にやっていないと見なされたからだ。


かつて、金メダルを9個も取った陸上のカール・ルイスはコーチに、「50m過ぎたところから笑え」という指導を受けた。


笑うと緊張が緩み、筋肉が柔らかくなり、リラックスできる。


話方や態度が、軽くて、明るいと、チャラチャラしていると言われやすい。


しかし…

人を見るときはどこに視点を置くかが大事だ。


一見、真剣そうだが、深刻な態度に惑わされるか


軽くて、いい加減そうに見えるが、行動は真剣で真摯か


人は実際の行動をみればわかる


無類に明るくて、人好きで世話好き


人に喜んでもらうことが大好き


世のため人のために尽くす人


そして、こだわらない飄々とした軽さ


それが、徳のある人だ