〈健康〉どくだみは、素晴らしい健康食品。

◎かわしま屋…より転載

https://kawashima-ya.jp/contents/?p=11300



……………………………………………………………………………………………………



●どくだみの効果・効能


多くの効能があることから「十薬(じゅうやく)」という生薬名がつけられたというどくだみ。ここに挙げた以外にも、抗放射線作用をもつという論文が発表され、研究がすすめられているようです。


効果・効能1 殺菌・排膿効果



どくだみのあの香りの元になっている成分、デカノイルアセトアルデヒドには、強い殺菌作用があります。この作用は乾燥させると失われるため、殺菌効果を求めるのであれば生の葉を利用しましょう。 生薬としても排膿効果が認められており、民間療法としては化膿性の腫れ物や蓄膿症、中耳炎の治療などにも使用されてきたようです。


 


効果・効能2 動脈硬化の予防効果



どくだみは生薬として動脈硬化の予防効果が認められています。 葉にはクエルチトリン、花穂にはイソクエルチトリンという成分を含み、これらが毛細血管を強化するとも言われています。


 


効果・効能3 便秘・ニキビの改善・解毒・ダイエット



どくだみの葉に含まれるクエルシトリンには利尿作用や便を緩くする作用があるため、便秘改善に利用されます。 また、こうした作用は代謝を高めることにもつながるため、デトックス効果やダイエット効果も期待できるようです。慢性の便秘に伴うニキビや皮膚疾患にも有効とされています。


 


効果・効能4 アレルギーへの効果



どくだみには抗アレルギー効果があるという報告もあります。 ある動物実験によると、どくだみの水抽出物は喘息やアレルギー性鼻炎など多くのアレルギー性疾患に関与しているとされる「肥満細胞媒介アナフィラキシー反応」を阻害するという結果が出ているそうです。 内用だけでなく、外用としてもアレルギー疾患への応用が期待されています。


 


効果・効能5 抗酸化効果(アンチエイジング・生活習慣病予防)



どくだみはケルセチンというフラボノイドの一種を含み、抗酸化作用を持っているとされています。 フィンランドの調査では、ケルセチンの摂取量が多い人ほどで虚血性心疾患での死亡率や喘息の発生率が低いそうです。老化防止(アンチエイジング)に有効なだけでなく、生活習慣病の予防効果も高いとされています。


 


効果・効能6 抗炎症効果・アトピー性皮膚炎への効果



どくだみには抗炎症作用があり、韓国では伝統的な抗炎症のための漢方薬としてアトピー性皮膚炎やニキビの治療に使用されてきたそうです。 また、アトピー性皮膚炎が悪化する原因のひとつとして黄色ブドウ球菌との関わりが研究されていますが、どくだみには黄色ブドウ球菌への抗菌効果もあるため、将来的にアトピー性皮膚炎の治療に広く利用されることが期待されています。


 


どくだみ茶はノンカフェイン?



どくだみ茶にはカフェインは含まれていません。 妊娠中に飲むお茶には、カフェインが入っていないお茶を飲みたいですよね。 また、生薬としてのどくだみも、妊婦に対して禁忌であるという表示はされていないようです。 しかし飲まれる場合、過剰摂取には気をつけるようにしましょう。