〈生き方〉投げかけたことは返ってくる

◎人の心に灯をともす…より転載


https://ameblo.jp/hiroo117/


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●投げかけたことは返ってくる



小林正観さんの心に響く言葉より…




「人生つまらない。何をやってもつまらない。何をしても楽しくない。楽しいことなんか何一つない。だから死んじゃいたい」と相談に来た人がいました。



私はそこで、「今まで投げかけをしてきましたか」と聞きました。



これは今までに何人か同じような人がいたわけですが、いつも同じ質問をします。



「投げかけをしてきましたか」



その人たちの答えはすべて同じものでした。




えっ、と言うのです。



「投げかけって何ですか」。



それが共通の答えでした。




「投げかけたことはないのですね」



「投げかけなんてわかりません。どういう意味ですか」




そこからすべての話が始まりました。




笑顔を投げかけた人は、倍の笑顔に囲まれます。



不機嫌を投げかけてきた人は、倍の不機嫌に囲まれることになります。



何も投げかけてこなかった人は、何も返ってきません。



やさしさをたくさん投げかけた人は、たくさんのやさしさに囲まれます。



温かいものをたくさんまわりに振りまいてきた人は、温かいものに囲まれることになります。



投げかけたものに自分が囲まれるのです。




ここのところをずっと考えていくと、最終的には自分のためだということに気がつきます。



世の中に喜ばれるように生きる。



まわりの友人たちに喜ばれるように生きる。



笑顔を投げかける。



なるべく不機嫌を投げかけないというように生きていくことが、人格者として理想的な生き方としての話ではなくて、自分自身の損得勘定であるということに気がつきます。



本当に損得がわかった人は、自分の人生を考える、つくり上げる上で、それが一番得だということがわかります。




笑顔を投げかけたほうが得なのです。



自分にとって同じような笑顔に囲まれるのですから。



やさしさを投げかけたほうが得なのです。



やさしさに囲まれるようになるのですから。



温かさを投げかけたほうがいいのです。



温かさに囲まれることになるのですから。




そういうものを理解し実践をしていくと、人生がどんどんラクで楽しいものになります。



そういう意味で自分の人生をつくり上げることができます。



ただ、夢や希望を言って「神様、思うように叶えてください」と言うのは、この生き方と違います。



夢や希望をぶつけるということは、今の生活が気に入らない。



もっと何とかしろ。



もっともっとほしい。



もっと手に入れたいということにほかならないからです。




笑顔を投げかける。



今、幸せであるという言葉や概念を投げかける。



それをまわりの人にたくさん示していく。



その結果として、その人は、まわりに笑顔ややさしさに囲まれることになります。


小林正観さんは荒っぽい言葉についてこう語る。



『荒っぽい言葉を使っていると、そのとおりの言葉に囲まれることになります。



投げたものが返ってくるので、何年かすると自分に返ってきます。



乱暴な、荒っぽい言葉に囲まれることになります。



「荒れた学校」のことを聞くことがありますが、もしかすると、その学校には、「おい」「おまえ」という言葉が飛び交ってきたのかもしれません。



国際神道学会の会長で、中央大学の中西旭(あきら)先生は、「神様は上に行けば行くほど、腰が低くなります。



いばったり、偉そうにすることは絶対にありません。



ときには人間に対して、土下座さえもします。



ほんとうにすごい神様は、とても腰が低いのです」



その話を聞いて以来、私は年下の男性に対しても、「さんづけで呼ぼう」と決めました。



「言葉を大事にする」ということの中に、「敬語」というものもあります。



中西先生は「丁寧な言葉」以上に、「美しい言葉」をお使いになるかたでした。



「敬語」の使い方が素敵なのです。



年下の教え子に対し、普通に何事もなく敬語を使って接しておられました。



「敬語をさりげなく使いこなせる人は、かっこいい」のでした。



会話の部分で丁寧な言い方をする。



そういう日々を続けていると、荒っぽい言葉を浴びせられることがなくなります。』(幸も不幸もないんですよ・マキノ出版)より




もし、まわりに荒っぽい言葉が飛び交っているなら、自分が荒っぽい言葉を発している。



運動部系の出身の人が、ただ出身校が一緒なだけなのに、年齢が一つでも下なら、名前を呼び捨てにする人がいる。



社会人になって何年も経っているのに、未だそのクセが改まらない。



まわりでそれを聞いていると、寒々とする。




他人に敬意を表さなければ、自分も敬意を払われることはない。



いつか、ないがしろにされるということだ。




「投げかけたことは返ってくる」という言葉を胸に刻みたい。






啼かなくていいホトトギス




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