〈健康〉人の寿命は食べた野菜の量に比例する!

◎玄米食堂…より転載


https://blog.genmaikoso.co.jp/2012/09/post-345.html



……………………………………………………………………………………………………




●人の寿命は食べた野菜の量に比例する!



実に素晴らしい言葉ですね。



これは、かつて日本一の長寿村だった山梨県棡原(ゆずりはら)村で


医師をしていた古守豊輔先生の言葉です。



棡原村は山間地にあり、斜面の畑ばかりで水田はありません。


畑で採れるイモ類(主にジャガイモと里芋)や雑穀類、野菜類、


豆類(豆腐、納豆、味噌など)を中心に時々川魚を食べるという


食生活の村でしたが、昭和28年に立派な道路が開通して20年もしないうちに、


日本一の長寿村ではなくなってしまいました。



なぜでしょう?


私は飽食・美食の文化がやってきたことが原因だと思います。


これまでの食生活ではほとんど見られなかった


肥満、高血圧、糖尿病を患う人たちが出てきたのです。




皆さんは「食の三原則」をご存じでしょうか。


【適応食】


先祖代々食べてきたものが


一番適している。



【身土不二】


その土地、その季節に採れるものを


食べる。



【一物全体食】


食べ物はなるべく丸ごと食べる。



の三原則です。


この逆をしてしまうと、棡原村のような悲劇が起きかねません。




アメリカでは、1991年から始まった「ファイブ ア デイ」運動により、


病気になる人の数を減らしています。


"野菜や果物の摂取は、生活習慣病発症のリスクを抑える可能性が高い"


という科学的根拠をもとに始まった、「1日5皿分(350g)以上の野菜と


200gの果物を食べましょう」という運動です。


「人の寿命は食べた野菜の量に比例する」という


古守豊輔先生の言葉が実証されたように感じました。



まずは私達一人一人が、最も大切な命と健康のために


食をコントロールすることが必要です。



昔ながらの日本食の素晴らしさを見直し、


玄米や野菜・海草をしっかり食べて、心も体も健康な家庭を作りましょう。


健康な家庭が、健康な社会に繋がると私は信じています。