〈生き方〉諸行無常とは

◎人の心に灯をともす…より転載


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●諸行無常とは



曹洞宗徳雄山建功寺住職、枡野俊明氏の心に響く言葉より…



「諸行無常」は、仏教の根本思想の一つ。



「森羅万象、この世で起こることは一切が、片時も留まっていない」という教えです。




ところが人間というのは、自分に降りかかる変化を嫌って、「無常」に逆らおうとします。



どんなにがんばって無理をしても、無常を打ち負かすことはできないのに。



まずは無常を深く受け入れましょう。



逆らってジタバタともがくより、無常の流れに身を任せることにエネルギーを使ったほうがいい。



気持ちがラクになるし、人生も必ずいい方向に向かっていきます。




折に触れて、自分自身に向かって「無常、無常、諸行無常。すべてのことは常らなず」などとつぶやいてみてはいかがでしょうか。



もしあなたがいま、好ましくない状況にあっても、「やがてよくなるさ」と思えてきます。



逆にいまが絶好調であれば、「同じ状況が長く続くとは限らない。有頂天になってはいけない」と気持ちが引き締まります。



「無常」という考え方を、よりよく生きるためのキーワードにしましょう。



★「祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)の鐘の声 諸行無常の響きあり」



という、平家物語の冒頭の言葉がある。




ある資産家がお釈迦さまに帰依して、お寺を建てて寄贈した寺が祇園精舎。



お釈迦さまの弟子たちは、死が近づくと祇園精舎の中の無常堂という場所に移り、死を迎えたという。



そして、亡くなったときに鳴らされたのが、無常堂の鐘(かね)。



その鐘の音があたりに響くと、みな、諸行無常のはかなさを感じたという。




諸行無常の「諸行」とは、形のあるものや無いもの、すべてを指す。



「無常」とは、常が無いこと、つまり、今の状況や状態がそのまま続くということはない、ということ。



人も、会社も、物も、すべては時間の経過とともに、必ず変化していく。



一つとして同じところに留まっていることはない。




どんなに有名な人であろうと(無名であろうと)、お金持ちであろうと(お金がなかろうと)、四苦(生・老・病・死)は平等に訪れる。



栄耀栄華を極めた国家や世界的大企業であっても、いつかは必ず衰えるときがくる。



そして、生きている限り人間も、時々刻々変化し、定まることはない。




変化をきらい、現状を維持しようとしても、それは悠久の歴史の流れのなかでは、無駄な抵抗となる。



つまり、自らも変化に合わせて変えていくしかない、ということだ。




そのためには、「新しいこと」に興味を持ち、何か「新しいこと」を始めること。



諸行無常に逆らわず…



変化の波に身をまかせたい。



◎小さな悟り: 人生には「小さな答え」があればいい (知的生きかた文庫)




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