〈健康〉乾布摩擦はいいことだらけ!

◎整体院 TOHO~杜歩~

…より転載


https://beauty.hotpepper.jp/kr/slnH000387190/blog/bidA017189954.html


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●乾布摩擦はいいことだらけ!


昔からの健康法の一つである

「乾布摩擦(かんぷまさつ)」を

ご存じですか?



乾布摩擦といえば、

寒い冬の日に上半身裸で

身体をこするイメージがありますが、

実際にはどんな効果があるのか

よくわからない方も

いらっしゃるのではないでしょうか。


しかし、実は乾布摩擦には、

風邪予防や、低血圧の改善など

様々な健康効果があります。

また、服を着たまま行うことができるので、

女性や小さなお子さんにも

おすすめの健康法なのです!


今回はそんな乾布摩擦について

お話しします。


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乾布摩擦の様々な効果

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体温や内臓機能の調節、

身体の機能のコントロールなどは

自律神経がその大切な役割を

担っています。


乾布摩擦によって

皮膚に刺激を与えると、

この自律神経が活性化し、

乱れている場合には

バランスを整えてくれます。



さらに、自律神経が整うと次のような

様々な良い効果があります。


■寒さに強くなる

自律神経が整うと

体温調節機能もアップします。

その結果、寒暖差の大きい冬でも

不調が起きにくくなることが期待できます。


■喘息・風邪の予防

体温調節機能のアップに関連して、

免疫力も高まるので、

風邪の予防にピッタリ。


さらに乾布摩擦は

喘息の発作が起きる原因の1つである

副交換神経と自律神経の

バランスを整えてくれるため、

喘息の発作予防につながります。


■低血圧改善

皮膚に程よい刺激が加わることで

めぐり改善のサポートとなり、

低血圧の改善も期待できます。


■集中力アップ

自律神経のバランスが整うと、

集中力のアップや

気持ちを落ち着けるといった、

身体以外にも嬉しいメリットがあります。




★乾布摩擦のやり方とポイント

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乾布摩擦は

Tシャツなどの服を着たまま

行っても問題ありません。


また、タオルだけでなく、

ブラシや手を使ってもOK。

あとは、

10分以内を目安に身体をこするだけ。


順番は

つま先から膝・太もも、

指先から肩・背中、首から胸といった

先端から身体の中心に向かってこすります。

手や足など、

自分がやりやすいと思う部分から

はじめてみてください。


■乾布摩擦のポイント


・できるだけやさしく

皮膚がほんのりあたたかくなる程度で

十分です。

それ以上強くこする必要はありません。


・道具は木綿や絹の自然素材がおすすめ

化学繊維でできたブラシやタオルだと

肌によっては

皮膚が炎症を起こす可能性もあります。

タオルは木綿や絹、ブラシは豚毛など

柔らかくやさしい自然素材を

使いましょう。

もちろん手でやってもOKです。


・肌が乾いている状態でする

お風呂上がりに身体を拭くついでに……

など、肌が濡れている状態だと

皮膚が傷つきやすいため

おすすめできません。

乾布摩擦は肌が乾いているときに

行ってください。


また、肌が弱い方や、敏感な方は

少しの刺激でも

肌の負担になることがあるため

乾布摩擦は行わないようにしましょう。



いかがでしたか?

昔からあるイメージとは違い、

手軽にできる内容だったのでは

ないでしょうか。


何事もやりすぎ、強すぎは

よくありませんので、

みなさんの無理のない範囲で

やってみてくださいね。

乾布摩擦で寒い冬も元気に過ごしましょう!

整体院 杜歩(TOHO) 岡 賀代子

柔道整復師・エステ・スポーツトレーナー


岡 賀代子

オカ カヨコ